住所 | 〒433-8119 静岡県浜松市中区高丘北3丁目31番9号グランドパールB |
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TEL | 053-488-7302 |
FAX | |
URL | http://www.colorpyxis.com/ |
hsuzuki@colorpyxis.com | |
設立年 | 1982年 |
最終更新日:2022年07月28日 |
企業PR
ノブオ電子はテレビジョン技術発祥の地である浜松市に拠点を構え、色に関連した事業を行なっています。色をつくる、色を撮る、色を再現する、色を見るための製品を設計製造し販売しています。色を撮る、再現する用途として、化粧品、塗装、印刷物などの色あい、色むらの測定やダイヤモンド鑑定のための2次元測色装置があります。一方、色をつくる、見る用途として、電子色票や高演色性照明装置があります。色は可視光がもたらす現象ですが、紫外光から近赤外光までの広い波長域におけるカメラによる種々の測定装置を、お客様の要望に応じて構築できます。
これらの装置を実現するために、弊社では高忠実色再現画像技術とLEDスペクトル制御・照明技術を研究し開発してきました。高忠実色再現画像技術は、静岡大学工学部で2000年代に下平教授によって開発された技術です。人が見た通りに色を撮像しディスプレイに表示する技術です。画像により対象物の色を2次元で定量的に評価できます。
人が見たとおりの色を画像として定量化できるので、人が製品の色合いを目で見て行う官能検査を代替することができます。
LEDスペクトル制御・照明技術では、波長の異なる各LEDの光量を最適化計算により制御して、必要とするスペクトル・光量の光を作り出します。たとえばベルトコンベヤー上を流れる茶葉の緑色に埋没している昆虫の羽などの異物を、目立つような色合いで見せる照明光を、人間の視覚特性と異物の分光反射特性からつくることもできます。
上記の色に関連した事業のほかに、静岡大学発の高忠実色再現画像技術の国際標準化活動を行なっています。静岡大学に事務局をおく次世代高忠実色再現画像システム標準化準備委員会のメンバーであり、昨年度からは日本インダストリアルイメージング協会と連携して、産業用カメラの色再現精度測定方法の標準化に取り組んでいます。